“Self-Love Series” Part 2 : Sofia

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さまざまな分野でエキスパートの女性たちを Chiyono Anne のアトリエにお招きし、それぞれの考える「セルフラブ」についてディスカッションしてゆく新連載。
第2回目は、わたしの友人で国際認定NLPプラクティショナー、CBTプラクティショナー、ライフコーチとして活動する守山ソフィアさんにお話をききました。
Writer 市谷未希子

“Self-Love Series” Part 2 : Sofia

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ソフィアが「セルフラブ」に出会ったきっかけ

Chiyono:Hi Sofia! まずは今のお仕事について教えてください。

Sofia:Hey Chiyono! 私は、「自己肯定感講師」や「セルフラブ講師」という肩書きでお仕事をしています。具体的には、自己肯定感の低さなどによるメンタルウェルネスの不調などに悩む方へ、セルフラブや自己肯定感を高めるためのガイドをしています。

Chiyono:日本ではまだあまり馴染みのない仕事だと思いますが、その仕事を始めたきっかけは?

Sofia:私は10代の頃から国連で働くことに憧れていました。そしてパリで大学院を卒業後、フランスの国際機関に就職したんです。国連よりもさらに入ることが難しいと言われている機関に入れたことで、自分は人生に勝った、なんて有頂天になっていました。それなのに、なぜかだんだん心を病んでいってしまって。「夢だった場所で働いて、憧れていた街に住んでいるのにどうしてこんなに不幸なんだろう。なんでこんな気持ちになってしまうんだろう」と悩みました。しまいには自殺願望を抱くまでになり、結果的にその仕事を辞めたことが自分自身と時間をかけて向き合うきっかけになりました。いくつかのヒーリングプロセスを実践しながら自分が癒されていくのを少しずつ実感して、SNSで自分の習ってきたことや役に立った考え方をシェアしていくなかで、「とても役に立ちました」とか、「わたしもそう感じていました」といった声をかけていただく機会が増えていって、「やっと人生でやりたいことを見つけた」という気持ちになれたんです。そしてこれを仕事として全うしたいと思い、心理学やコーチングの勉強を本格的に始めて今に至るという感じです。

Chiyono:夢が叶ったと思った時に気持ちが落ち込んでしまったのは、何が原因だったと思いますか?

Sofia:目指していたものが自分に向いているかとか、自分が本当にやりたいことかよりも、親のためや周りに認められたいという気持ちが大きかったんだと思います。私自身の自己肯定感がとても低かったので、親に「よくやった」と言われたり、周りの人にも「すごいね」と思われたい気持ちがすごく強くて。本当に心の底からやりたかったことなのかというと、きっとそうじゃなかったのだと思います。

Chiyono:親のためにとか、周りから尊敬される人になりたいと自分で自分に負担をかけている人ってきっと多いですよね。自分が本当にやりたいことが何なのか、自分自身に聞けていなくて、分からなくなってしまう。ソフィアは、日本人のお父さんとコスタリカ人のお母さんの間に生まれて、私もそうだけどハーフであることで影響を感じることはありましたか?

Sofia:はい。自己肯定感が低かった要因の一つは、日本に住んでいた幼少期に外国人扱いをされたり、いじめられた記憶が強く残っていることだと思います。日本生まれで当時は日本にしか住んだことがないし、自分では日本人だと思っているのに周りからはそう認めてもらえない。何をやっても変に目立ってしまうのがプレッシャーだったんです。もっと日本人らしくしなくちゃとか、みんなに認められるためにはこうしなくちゃいけないと、ありのままの自分を否定してしまってたんですね。

Chiyono:それはすごく残念だし、勿体無いですね。悪意はなくても周りのそういった理解のなさから深く傷ついたり、大人になってもその感情を引きずってしまったりもする。もしかしたら、幼少期とか一番感受性の強い時期に本当の自分を否定されてしまうと、自分が本当にやりたいことや好きなことを見失ってしまう、ということがあるのかもしれませんね。

Sofia:もしかしたら、違う文化の人たちが日本に来たときに、「あなたは外国人ですけど、日本人のように振る舞ってください」という風潮が根底にあるのかもしれません。「あなたはビジターでしょ?」みたいな。でもこれからもっと多様なダイバーシティを受け入れるには、「あなたはあなたでいいんだよ」と認めてあげることが大切だと思うんです。

Chiyono:そうですね。例えばどういう服を着るか、どういう言葉を選んで話すかといった文化や嗜好は人間が自由意志を持つ上で大切な自己表現。それらの個性を一方的にルールで押し付けるのは違いますよね。

Sofia:それは日本人同士であっても同じだ思います。みんな一人ひとり個性が違うのに、「みんなと同じようにしなきゃ」という暗黙のルールはどこにでもあるから。

「あなたはあなたでいいんだよ」
と認めてあげることが大切

ソフィアの考える「セルフラブ」とは?

Chiyono:確かに、逆に外国人だから・ハーフだからというような言い訳もできない「日本人だからこうあるべき」という複雑なアイデンティティを抱えている方も多いかもしれないですね。もちろん国籍だけでなく、女だから、母だから、xxだから……みたいな。では、ソフィアが思うセルフラブとは何でしょうか?

Sofia:一つは、ありのままの自分を愛して認めることだと思っています。それはとても難しいことかもしれないけれど、そうなれるように努力するとか、そうなれるように考え方を少しずつ変えているとか。それ自体がセルフラブだと思います。二つ目は自分を赦すこと。過去に誰かを傷つけてしまった過ちや失敗をなかなか赦せなくて、罪悪感を抱えている人も多いんです。罪悪感を持っていると自分のことをなかなか赦せない。赦せないとなかなか愛せないんですよね。でも、そもそも完璧な人間なんていないので。ミステイクは誰でも起こす。そのこと認めて自分を赦してあげることが必要です。

Chiyono:ありのままを受け入れてそれを愛する、過去の罪悪感を手放して自分を赦す。なるほど、そうなんですね。他にもありますか?

Sofia:あとは、自分の身体と心の両方をバランスよくケアすること。運動や食べるもの、着るものも含めて心も身体も心地よいと思えるものを見つけて、続けていくことだと思います。

Chiyono:心地良さって、みんなそれぞれ大事なポイントは違いますよね。例えば、私だったら肌の状態が良い時や、好きなランジェリーをつけていたらテンションが上がるので、そこの優先順位が高いです。でもソフィアや他の人にとっては全然違うかもしれない。それこそ自分自身に対して、何を欲しているか、何が足りていないかをしっかり聞き取るエネルギーと時間をかける。そして、今足りていない要素をしっかり補ってあげることが大切なんですね。

Sofia:そうなんです。ただ、実際はみんな日々のスケジュールをこなすのに精一杯で、心の声を聞くことをつい後回しにしがち。本当に寝る間も惜しいほど時間がない人もいますよね。だから、まずは自分のために時間を作ってあげることが重要だと思います。

Chiyono:どんな人にも1日は24時間しかないので、タイムマネジメントはすごく重要なライフスキルですよね。その中で毎日・毎週・毎月など、無理のないペースで自分の声を聞き、ケアする時間をきちんと取ることが最初のステップかもしれませんね。

Sofia:私のクライアントの多くは、日頃からオーバーコミットしてしまう人が多いです。例えば、誰かに何かをお願いされたら断れない。そういう人はまず、なぜNOと言えないのかということに向き合う必要があります。そこには相手を傷つけることが怖いのか、行かないと何かを得られないんじゃないかという恐怖があるのかなど。次に誘われたらなんと言って断ればいいのかを事前に考えておくことで自分の時間を確保しやすくなると思います。

Chiyono:確かに断ることで自分が損した気分になるのではないか、もう誘ってもらえなくなるのか、という恐怖から、自分の時間を削ってまで無理してしまうとバランスが崩れますね。

Sofia:だからこそ、自分にとって自分の時間は大切だ、ということを肝に銘じないといけません。自分の時間がないとイライラして好きな人たちにも当たってしまうし、仕事のパフォーマンスを発揮できなくなってしまう。優先順位を高くしてこの時間を確保しないとベストな自分でいられないということをしっかりと把握することが大切です。

セルフラブとは
ありのままの自分を愛して認め、赦すこと

自己批判や自己否定に立ち向かうためのプロセス

Chiyono:そういった自己否定や自己批判を持つ方と接するとき、どのように向き合うと良いでしょうか?

Sofia:まず最初にお伝えしたいのは、自分のコンプレックスやネガティブ思考に気がついている方はそれ自体が大きな一歩ですごいということ。ほとんどの方がそういったコンプレックスを抱えていながら、気づいていなかったり、認めたくないと思っているんです。次のステップとして、「なんで自信がないんだろう?いつからコンプレックスを抱いているんだろう?」と自分の気持ちや記憶と向き合うこと。例えば「男っぽい」とか、「女の子らしくしなよ」という言葉にコンプレックスを感じているのであれば、いつ、何が起きて、誰に何を言われたのかを思い出してみる。もしかしたら中学生の時に好きだった人から男っぽいって言われたとか、女の子っぽい服を着たら、女友達にぶりっ子っていじられたというような出来事が恐怖や劣等感として植え付けられてしまっているのかもしれない。

大人になってから振り返ると、ただの中学生の意見であって、必ずしも事実ではないんです。「13歳の子供に言われたことをなぜずっと信じていたんだろう」って後から気がつくと思います。このプロセスはインナーチャイルドヒーリングと呼ばれるもので、人によっては、最初は辛くて、思い出したくないから泣いたりすることもありますが、くぐり抜けた先には光があるのでぜひ挑戦してみて欲しいですね。

Chiyono:そこに辿り着くことで気持ちも解放されそうですね。Chiyono Anne のお客さまのなかにも、総レースブラやTバックなどセンシュアルなデザインに惹かれるけど、わたしはダメとか、出産して胸の形が変わったからこういうブラジャーは無理と決めつけてしまう方もいらっしゃいます。

Sofia:そういった自分の中にある制限的な思考を自分の中で真実だと思い込んでしまうことを、心理学では制限的信念といいます。誰しも生まれつきそういう思考を持っている訳ではないので、生きてきた過程の中で自分が作り上げてしまったものなのです。自分では着てみたいと思うのに、その気持ちを自分に許可してあげていないのであれば、それはどうしてだろうと振り返ってみるのは重要なプロセスだと思います。

コンプレックスの原因と向き合った先に光がある

Chiyono:そのなかには貞操観念とか、個人的な経験以外で作りあげられた慣習的な制限や思い込みもあるかもしれないですね。

Sofia:突然いつもと違うセクシーなランジェリーを身につけたら、パートナーに愛されないかもしれないとか、受け入れてもらえないかもしれないという不安から挑戦できない人は多そう。でも、本当にあなたのことを愛していれば、何を着ていようと愛してくれるはずだから、そんなことないって気がついて欲しいですよね。そういう方に対して、千代乃はどのように提案していますか?

Chiyono:センシュアルなデザインと言っても、見た目がそうだというだけじゃなくて、肌触りとか着けた時の気持ちの変化というのもデザインする上で考えています。だから、デザインはオーソドックスだけど、上質なシルク素材が肌にのった時にセンシュアリティを感じられるようなものにするとか、ネグリジェだったら歩いた時にフワッと身体中にシルクの繊維を感じて、触感を通してフェミニンな気分になれるものとか。アウターでは着られないけど好きな色を身に纏った気分とか。肌の感触と、自分で鏡を見た時にどういうふうに見えたいかという部分を詳しくヒアリングして無理のない範囲でデザインに落とし込むようにしています。

Sofia:Chiyono Anne で自分のためにランジェリーを作ることは、一種のヒーリングプロセスに近いのかもしれないですね。ブランドのフィロソフィーにはどんな身体も美しくて、どんな身体も綺麗なランジェリーをつける価値がある、身体の形なんて関係ないというメッセージがあると思うんですけど、それは千代乃自身がこれまで何千人もの女性の身体を見てきたから言えることで、本当に説得力がありますよね。

Chiyono:確かに、ブランドとしてもパートナーに見せるためというよりも、自分自身のためにということは常に発信してきていて、実際に自分へのご褒美やモチベーションアップのために作りに来てくださる方が多いです。そういう方にとっては、リアルな自分を他人(私)に見せて、オープンな環境(アトリエ)で自分はここが好きで、ここは好きじゃないと素直に伝えることで、自分がコンプレックスに感じていたことが、実は恥ずかしいことではないことに気がつくかもしれない。そこから出来上がったランジェリーを見て、作る前に想像していた着たときの感情やイメージを思い出して、なりたい自分に少しでも近づくことで一つのセルフラブになることができると信じています。

Sofia's Hint:

セルフラブを始めるための Quick Training

Daily Affirmations

Chiyono:最後に日常生活のなかで簡単にトライできるマインドリセットのコツや方法についても教えていただけますか?

Sofia:いつでもどこでも簡単にできるのは、アファメーションです。つまり、肯定的な言葉のこと。例えば「わたしはもっと自分を大事にします」とか、「わたしは自分の身体を好きになりはじめます」といった肯定的な言葉を1日に何度も声に出して言う。私たちの頭の中には常にいろいろな情報が流れてきて、特にネガティブな人ほど否定的な言葉ばっかり流れているんですよね。それに抵抗するために、自分の中で肯定的な言葉を繰り返すことで、思考回路が変わっていきます。これは実際に科学的にも検証されているんです。 YouTube にアファメーションの動画もたくさんあるので、それを聴きながら通勤するというのもおすすめ。千代乃は何かやっていますか?

Chiyono:アファメーションと呼べるかは分からないけれど、寝る前にパートナーに今日あったことや、思ったことを日記のような感覚で話すようにしています。ちょっと失敗しちゃったことも、次はこうするとか、明日からこういうふうに変わるとか。あとは、紙に書いたりもします。わたしは仕事柄ビジュアルから頭に入れることが多いので、文字にすることで受け入れやすくなる気がします。

Sofia:紙に書くのもすごくいいと思う。書いた紙を目に留まるところに貼っておいたり、写真に撮ってスマホの待ち受けにしておくのもおすすめです。人によって受け入れやすい方法は違うので、自分にあった方法でやるのが一番です。

Chiyono:アファメーション初心者の人におすすめの黄金ワードはありますか?

Sofia:スタンダードなものだと、「わたしは自分を愛し認めます」というアファメーションがあるのですが、中には「いや別に愛してないし、認めてないし」と拒否反応が出る人もいます。そういうときは自分の中でピンと来る言葉ならなんでもいいので、「わたしは自分を愛しはじめています」とか、「わたしは自分を愛するプロセスをはじめています」などと言葉をアレンジしてみてください。アファメーションは決まった言葉ではなくコンセプトなので、自分に刺さる言葉で自由に始めてみてください。

Chiyono:自分に心地のいい言葉で続けることが大切なんですね。習慣化させるためのコツも教えてください。

Sofia:私はまずは朝起きてすぐにやることで、心地よい気持ちで1日を始めることができます。それでも、誰かから嫌な電話があって気分が落ちたり、天気が悪くて疲れてしまったりと誰しも波があるので、お昼と夕方にもスマホのアラームをセットして、自分の決めたアファメーションの言葉を繰り返すようにしています。私は「喜びのアラーム」と呼んでいますが、そのアラームが鳴ったら5つのワードを3回ずつ読み上げる。声に出さなくてもいいし、1分もかからないはずです。そのときに笑顔を意識すると気持ちが安定します。微笑むだけで幸せホルモンが出るから、とにかく習慣として1日3回やることをおすすめします。

Chiyono:サプリメントに近いかもしれませんね。即効性があるものではないけれど、だんだんと細胞全部に行き渡っていつの間にかそういう思考になるという。

Sofia:私もはじめて「わたしは自分を愛し認めます」ってアファメーションを見たときは、「何これ、馬鹿じゃないの?こんなことを言うだけで変われるわけないじゃん」って思っていました。そのときはすごく拒否してしまったけど、やっぱり変わりたかったからやってみました。

Chiyono:そんなふうに思っていた人でもこんなに変わるから、すごいことですよね。私もソフィアのインスタで見てきたけれど、自分のためにはやっていなかったなと気がつきました。忙しいとついつい後回しにしてしまうけれど、時間もかからないし明日から習慣にしてみようと思いました。

Sofia:みんな自分の人生でずっと一緒の人間ってたった一人しかいなくて、それは自分自身だと思うんです。一生の付き合いになる唯一の存在だからこそ、自分との関係をよくして、自分を大切に幸せな人生をみんなに作って欲しいなと思います。

守山ソフィア(もりやま・そふぃあ)

日本生まれ、パリ、シドニー、コスタリカ、日本で教育を受ける。パリ政治学院修士課程卒。英日西のトリリンガル。国際認定NLPプラクティショナー、CBTプラクティショナー、ライフコーチとして活動し、セルフラブと自己肯定感の育て方・メンタルウェルネスの知識を広め、一人も多くの人をエンパワーするのをミッションに活動中。

Instagram:@lovelightsofia

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