Case #2 Tさん
アトリエに訪れるお客様に、Chiyono Anne との思い出を語っていただく新連載。第二回は、とてもおしゃれで素敵な年齢の重ね方をされているTさんが登場。ブランドの第一印象や、オーダー時のこだわりなどを教えてもらいました。

CA: Chiyono Anne と出会ったきっかけを教えてください。
T: なんという雑誌だったかは覚えていないのですが、田中みな実さんがChiyono Anneのランジェリーをつけていらっしゃる記事を読んだのがきっかけです。50代に入ってから、締め付けのきつい下着やワイヤー入りのブラジャーがだんだんと苦手になってきたんですね。50代って身体がすごく変わっていく頃なので、もっと快適に身につけられる下着に変えていきたいなって思い、いろんなブランドを探したのですが、すごくシンプルなデザインのものかベージュのどこか老人ぽい下着ばかりでなかなか見つけられなかったときに、Chiyono Anneのランジェリーの記事を見つけました。
CA: Chiyono Anneの第一印象はいかがでしたか?
T: オーダーメイドで作っていただけるということで、自分の好みを伝えてオーダーさせていただきました。出来上がったランジェリーを身につけると、シルクの生地が心地よく、自分の身体に優しくフィットしていることに驚きました。そのうえ、デザインもとても素敵で、身に付けたときにすごく優雅な気持ちになれたことを覚えています。
CA: Chiyono Anne のランジェリーはどういうときにつけますか?
T: 特別な日はもちろん、日常でも着けています。人に見えない部分でもお気に入りのランジェリーを纏うことで心が豊かになると思います。若いときは自分のことよりも、家族や周りのことに気を取られてあくせくと日々を過ごしてきたのですが、子供も成長して、自分のことを考える時間が持てるようになったときに、これまで自分のことを置き去りにしてきてしまったなと気がつきました。これからは周りを大切にしてきたように、自分のことももっと大切にしたいと思えるようになったんです。
それまでは目に見えるものに一生懸命繕ってきたけれど、見えないものにも気を配りたい。それは人への思いやりもそうだけど、下着もそうだと思います。時間やお金をかけて一生懸命選んだものは身につけるだけで気持ちを浮き立たせてくれます。Chiyono Anneのランジェリーは作る段階から、完成して身につける日々に至るまでとても楽しくって、私にとっての至福の時間です。
CA: 他のランジェリーとの違いはどういうところにあると感じていらっしゃいますか?
T: 私自身、体格も華奢なのでお洋服も下着も身体に合うものがなかなか見つからないことが多いんです。デザインが素敵だと思っても、カップの大きさやサイズ感が合わなかったり、逆に着心地を優先して選ぶとデザインが少し寂しいというようなものばかりで。
その点、プロに相談しながら自分好みで身体にもぴったりと合うオリジナルランジェリーが作れるというのは魅力的ですよね。レースや生地など千代乃さんの選ぶものはどれも細かいディテールにまでこだわりを感じます。そして、下着なのに着けていて快適というのもとても気に入っているポイントです。

CA: オーダーをされる際に、こだわっていらっしゃるポイントを教えてください。
T: やっぱり快適さはすごく重視しています。そしてデザインもエレガントなものを意識して選んでいます。
小柄な私はモデルさんのようなスタイルを持っていないことがコンプレックスで、だからこそ自分にあった洋服を着てよく見せたいという思いが昔からありました。ただ、どれだけ着飾っても着けているランジェリーが合わないとどこか残念な気持ちになってしまうんですよね。素敵なお洋服を脱いだときに素肌に纏うランジェリーまで素敵というのは大人の女性としてずっと憧れていて、Chiyono Anneのランジェリーは私の理想にぴったりでした。
CA: 今回のオーダー内容を教えていただけますか?
T: 以前オーダーしたシルクジャージー素材のブラキャミがとても良かったので、今回は同じデザインで丈を伸ばしたカップ付きスリップを4枚オーダーしました。そして、色違いでソフトブラとキャミソールも1枚ずつリピートしました。スリップはサイドにレースがあしらわれており、見えても悪目だちのない黒やベージュの上品なシルク生地がとても気に入っています。ブラは見ているだけで癒されるラベンダーカラーを。キャミソールは使いやすい黒でオーダーしました。
CA: 最後に、あなたにとって Chiyono Anne とは?
私のなかで今とても大好きなブランドです。