「Chiyono Anne 2021-22 “INDIA” Collection」のインスピレーションとなったのは2019年に訪れたインド。
ニューデリー、ラクナウ、ジャイプールを旅する中で見た圧倒的色彩の世界、見るものを魅了する 美しい建造物や装飾品、そして、刺繍施設で出会った女性たちの澄んだ瞳と溢れるエネルギー。 まるで異世界に迷い込んだようなこの旅を通してデザイナー千代乃が想像した 二人の架空の女性像をデザインに落とし込み、2つのシリーズが誕生しました。
【DANIKA】
彼女の名は「Morning Star / 夜明けの星」を意味するダニカ。 全てを包み込むような優しさと穏やかさを持つ一方で、時に見せる大胆さに驚かされること もある。その名の通り、明け方の空に美しく輝く大きな一つ星のように、彼女は静かに、 そして強い光を放ちながら、その輝きはあせることを知らない。
インド・ジャイプールにある「ピンク・シティ」と呼ばれる街区の一角にある ハワー・マハル (風の宮殿) の特徴的なアーチの曲線と、色合いにインスパイアされ、 ダスティピンク、ミントグリーンを基調にデザインしたシリーズ。パリで直接買い付けた クラシカルで洗練されたレースにロンドンインポートのミントグリーンのシルクで パイピングをあしらい、まさに建築物のように計算され尽くされたデザインは肌に馴染み、 ボディを引き立てる。